アーカイブ – 2月, 2012

ある患者さんのてん末 1

その方は、1年前に小嶋歯科医院に来院されました。
右上の第1小臼歯がないため、犬歯から後ろ3本のブリッジという人工物が装着されていて、
このブリッジが、ぐらぐらしてきたという事での来院でいた。
レントゲンを撮ってみると、確かに歯を支えている骨は、だいぶ歯周病で失われています。
ぐらぐらでもおかしくないほどです。
硬い金属を用いた人工物だからだんだん負担がかかってきて、たまたま今回揺れだしたのでしょうか。
歯周病で弱っていっるところへ、何か固いものを咬んで、脱臼して急に揺れだしたのでしょうか。
ご本人は、急に最近揺れてきたとおっしゃっていますが、そうだとしたら、何がきっかけだったのでしょうか。
それとも、前から揺れていたのに、気になっていなくて、最近気になりだしたのでしょうか?
今までの、私であれば、石膏模型で咬みあわせを確認した後、
人工物なので必要があれば咬みあわせの調整をするか、
人工物を外して、柔らかい仮歯にして様子を見るかというような展開で考えたと思います。
ただ、以前からの状態を私が時間の経過とともに見ていたわけではないので、判断がつきかねます。
症状という現象だけを追いかけてもよいのでしょうか。
実は、歯は、体内の中で、最も優秀なセンサーの1つです。
歯の不具合は、センサーとして歯が、体や脳が出している不具合のシグナルに反応して出している
サインであることがほとんどです。
このサインだけを消してしまっても良いのでしょうか?
船底に穴が開いて、水が流入しているのを、
センサーが感知し、警報が鳴っているのに、警報だけ消して放置させる。
灰皿の中で吸殻が燃え出して、ぼやが起きそうになって、火災報知機が鳴っているのに、
うるさくて大変だろうと、警報だけを消してあげる。
たまたま、自然に消えてくれればよいけど、大火事になるかもしれないですよね。
そんなことを我々歯科医師がやってしまっているのです。
でも、もし警報を切るだけでなく、ぼやも消してあげたら、大火事は防げます。
実は歯科医師は、重要なサインを早期に見つけられる位置にいるのです。
さらに言えば、人任せにして、「事が起きたらよろしくね。」にしないで、
自分で灰皿を吸殻でいっぱいにしないようにしたりと警報が鳴らないようにする方法を教えてあげたり、
自分で火を消す方法を教えてあげることもできるのです。
さて、この方ですが、まずは何が起きているのか探る糸口を探さないといけないので、
話をするきっかけを見つけないといけません。
実は、この方の御嬢さんと、奥さまは以前私のところの患者さんで、
ある事前情報があったので、そこから話に入っていきました。
つづく。
その方は、1年前に小嶋歯科医院に来院されました。
右上の第1小臼歯がないため、犬歯から後ろ3本のブリッジという人工物が装着されていて、
このブリッジが、ぐらぐらしてきたという事での来院でいた。
レントゲンを撮ってみると、確かに歯を支えている骨は、だいぶ歯周病で失われています。
ぐらぐらでもおかしくないほどです。
硬い金属を用いた人工物だからだんだん負担がかかってきて、たまたま今回揺れだしたのでしょうか。
歯周病で弱っていっるところへ、何か固いものを咬んで、脱臼して急に揺れだしたのでしょうか。
ご本人は、急に最近揺れてきたとおっしゃっていますが、そうだとしたら、何がきっかけだったのでしょうか。
それとも、前から揺れていたのに、気になっていなくて、最近気になりだしたのでしょうか?
今までの、私であれば、石膏模型で咬みあわせを確認した後、
人工物なので必要があれば咬みあわせの調整をするか、
人工物を外して、柔らかい仮歯にして様子を見るかというような展開で考えたと思います。
ただ、以前からの状態を私が時間の経過とともに見ていたわけではないので、判断がつきかねます。
症状という現象だけを追いかけてもよいのでしょうか。
実は、歯は、体内の中で、最も優秀なセンサーの1つです。
歯の不具合は、センサーとして歯が、体や脳が出している不具合のシグナルに反応して出している
サインであることがほとんどです。
このサインだけを消してしまっても良いのでしょうか?
船底に穴が開いて、水が流入しているのを、
センサーが感知し、警報が鳴っているのに、警報だけ消して放置させる。
灰皿の中で吸殻が燃え出して、ぼやが起きそうになって、火災報知機が鳴っているのに、
うるさくて大変だろうと、警報だけを消してあげる。
たまたま、自然に消えてくれればよいけど、大火事になるかもしれないですよね。
そんなことを我々歯科医師がやってしまっているのです。
でも、もし警報を切るだけでなく、ぼやも消してあげたら、大火事は防げます。
実は歯科医師は、重要なサインを早期に見つけられる位置にいるのです。
さらに言えば、人任せにして、「事が起きたらよろしくね。」にしないで、
自分で灰皿を吸殻でいっぱいにしないようにしたりと警報が鳴らないようにする方法を教えてあげたり、
自分で火を消す方法を教えてあげることもできるのです。
さて、この方ですが、まずは何が起きているのか探る糸口を探さないといけないので、
話をするきっかけを見つけないといけません。
実は、この方の御嬢さんと、奥さまは以前私のところの患者さんで、
ある事前情報があったので、そこから話に入っていきました。
つづく。

コメントする 2012年2月27日

復活できるかな?

保険医療機関を辞退して、7か月が過ぎました。
患者さんの数は、4分の1。
収入は3分の1。
毎月200万円近く赤字になります。
いくら生活を節約しても、医院の経費として出ていくお金なので、経費を下げないとこの赤字額は変わらないんですね。
でも、もう下げられるところがないんです。
いろいろ設備投資してしまいましたからね。
これだけ月々返済いないといけない、多額の借金をし、自分の首をどんどん絞めつけていることにも気づかなかったんですね。
でも、気づいた今がスタートです。
以前のままの人生を歩んでいたら、借金を返し終わった時に何が残るのでしょうか?
医院が残る?
それに意味がありますかね?
患者さんの感謝が残る?
本当に感謝されていますかね?
借金を返すために、毎日作業をしながら、保険に文句を言いながら、趣味や美食やお酒で憂さ晴らし。
もし、将来人生を振り返る瞬間となったとき「なにしてきたんだろう」と思わないように、「大変だったけど、良く頑張ったよね」と思えるように。
今この時間を無駄にせず、生き切ろうと思います。
どの子にも 涼しく風の 吹く日かな
飯田 龍太
すべての人が、こんな心境になれる世界となれますように。
決して、人任せにし、人に癒してもらうようなそんな世界ではこんな心境にはなれないんです。
一人一人が、自分自身を觀、自分でつかみ取ったうえで、人のためにというスタンスで生きる。それは、一見大変で険しい道に見えるけど、生きるってきっとこの道を味わいながら歩むことだと思います。そんな生き方の末に得られる心境だと思います。
僕は、そんな人生を送りたいから、子供たちに示したいから。
自分のスタンスから変えてみました。
そうしたら、見えてくるものがたくさんありました。
保険診療という、関わる医師、患者両方が、責任を持たない、関わる設定もないも自分たちにない、そんな場から、お互いが自分自身に責任を持ち、100%向かい合い自分のできることを精いっぱいする、そこには、お互いの本当の納得があるのです。
目先だけの楽でなく、その人が本当に求めるものを、自分が本当に求める物を、みつけられたとき、
良く頑張ったよね、今考えると楽しかったよねってきっと思いあえると思います。
そうやって感じあえる仲間を、たくさんたくさん作るための場づくりの小さな一歩が、保険医療から身を引くことだっただけなんです。
娘が自分の健康と引き換えに、こんな大切なことにきづくきっかけをくれました。
ありがとうね、彩水。
きっと、良く頑張ったよねって言える日が来るからね。
保険医療機関を辞退して、7か月が過ぎました。

患者さんの数は、4分の1。

収入は3分の1。

毎月200万円近く赤字になります。

いくら生活を節約しても、医院の経費として出ていくお金なので、経費を下げないとこの赤字額は変わらないんですね。

でも、もう下げられるところがないんです。

いろいろ設備投資してしまいましたからね。

これだけ月々返済いないといけない、多額の借金をし、自分の首をどんどん絞めつけていることにも気づかなかったんですね。

でも、気づいた今がスタートです。

以前のままの人生を歩んでいたら、借金を返し終わった時に何が残るのでしょうか?

医院が残る?

それに意味がありますかね?

患者さんの感謝が残る?

本当に感謝されていますかね?

借金を返すために、毎日作業をしながら、保険に文句を言いながら、趣味や美食やお酒で憂さ晴らし。

もし、将来人生を振り返る瞬間となったとき「なにしてきたんだろう」と思わないように、「大変だったけど、良く頑張ったよね」と思えるように。

今この時間を無駄にせず、生き切ろうと思います。

どの子にも 涼しく風の 吹く日かな

飯田 龍太

すべての人が、こんな心境になれる世界となれますように。

決して、人任せにし、人に癒してもらうようなそんな世界ではこんな心境にはなれないんです。

一人一人が、自分自身を觀、自分でつかみ取ったうえで、人のためにというスタンスで生きる。それは、一見大変で険しい道に見えるけど、生きるってきっとこの道を味わいながら歩むことだと思います。そんな生き方の末に得られる心境だと思います。

僕は、そんな人生を送りたいから、子供たちに示したいから。

自分のスタンスから変えてみました。

そうしたら、見えてくるものがたくさんありました。

保険診療という、関わる医師、患者両方が、責任を持たない、関わる設定もないも自分たちにない、そんな場から、お互いが自分自身に責任を持ち、100%向かい合い自分のできることを精いっぱいする、そこには、お互いの本当の納得があるのです。

目先だけの楽でなく、その人が本当に求めるものを、自分が本当に求める物を、みつけられたとき、

良く頑張ったよね、今考えると楽しかったよねってきっと思いあえると思います。

そうやって感じあえる仲間を、たくさんたくさん作るための場づくりの小さな一歩が、保険医療から身を引くことだっただけなんです。

娘が自分の健康と引き換えに、こんな大切なことにきづくきっかけをくれました。

ありがとうね、彩水。

きっと、良く頑張ったよねって言える日が来るからね。

コメントする 2012年2月23日


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