保険診療からの脱退予定まであと4日です。

2011年3月27日

私が、歯科の診療に従事してから、20年近くがたちます。

東京の自費診療中心で、噛み合わせなどを専門になさっているの先生の診療所で7年代診を務めながら勉強をし、地元に帰り開業してから11年がたちます。

保険診療に違和感を感じたのは、代診として働き始め、しばらくしてからでした。

お世話になった院長先生が、保険診療での詰め物や、かぶせもの、入れ歯は基本的には、なさらない方針でした。

私も、知識の受け売りで患者さんに説明をし、できる限り保険外の治療をお勧めていました。

自分での臨床の結果ではなく、今までの先輩の先生方の臨床の結果による、統計的にそのほうがトラブルが少ないという考えを基にしているレベルでの話です。

一般的な、他の先生方と異なる点は、陶器は一切使用しない、インプラントは行わない、全顎的に評価し治療用の歯で状況を整えてから最終物に置き換える点等です。

しかしこれらも、今考えれば、大きく患者さんを壊す可能性が少ない、などの点があったとしても、この方が良い結果が出る患者さんが多いからそれをあてがってみたというだけでした。

本当の原因除去、病名、病状に対してのあてがう治療であり、その人に対して、オーダーメイドな治療とは、程遠いものでした。

歯の症状、状況だけでなく、その方の今が、その方にとってどういう状態なのかなど、評価する発想も、方法もありませんでしたから、仕方がなかったのかなとは思いますが、本当にその方のことを思い、その方の役の立つという意味では、仕方がないで済ませられることでよいはずはありません。

今、歯科の業界で使われている、「自由診療」という言葉は、保険の範囲では使用できない材料等を自費負担で行う「自費診療」という言葉と、混同されている場合が多いと感じています。

私たち、CWの歯科医師が行う「完全自由診療」という言葉は、これらとは、まったく異なるカテゴリーのものなのです。

私も、いきなりこの「完全自由診療」という概念が、すぐに理解できたわけでなく、数々のステップがありました。

学校で教わったことを、やってみる。

院長に教わったことを、やってみる。

保険の規制を覚える。

材質の自費診療を勧める。

これでもトラブルを起こす患者さんに対応すべく、スキルアップを目指す。

それでもトラブルを起こす患者さんに対応すべく、全身との関連を勉強する。

それでもトラブルを起こす患者さんに対応すべく、代替医療を取り入れる。

それでもトラブルを起こす患者さんに対応すべく、精神の領域も勉強する。

そして、CW療法に出会う。

CW療法に出会うまでは、保険診療が自分が納得する診療ができない原因だと思っていました。

今、保険診療から脱却するというこの時期なり、自分が納得できない原因が、保険診療のせいだけという、簡単なものでないことが、はっきり見えてきました。

原発のこと。

震災のこと。

娘のこと。

患者さんとのやり取り。

自分の気づき。

たくさん、たくさん、いろんなこと発信できたらと思います。

今日も、大切な人たちが、一生懸命生きていられることに感謝です。


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